接近後は、外出は控える
台風が接近した後は、自分の安全確保のために「やめるべきこと」がある。まず、用水路の見回りだ。道路との境目が分からなくなり、足を取られる恐れがある。
次に、海岸の見回りだ。波打ち際や防波堤など海岸周りでは高潮の恐れがある。屋外での作業もやめたほうが良い。暴風や突風にあおられて転倒する危険があるという。
日本気象協会はこれらについて「絶対にやめましょう」と注意喚起している。また、「台風が接近している間は、大雨や強風による事故に巻き込まれないように、なるべく外へ出ないようにしてください」としている。
たとえ台風が接近していなくても、普段から備えとしてできることもある。家族との話し合いや、近所の人とコミュニケーションを取っておくことだ。連絡手段や落ち合う方法など、いざという時に助け合えるように日頃から整えておこう。