通勤時間分もバリバリ働いている人も
週2回在宅勤務しているIT業の男性は「業務への身の入らなさ」ゆえに、作業時間が長期化していると吐露した。仕事に精一杯取り組んでおり、遊んではいないようだが、出社時にある「この時間までに作業を終えて、勤め先のビルから出なければならない」というタイムリミットが在宅勤務時には存在しないことが影響しているそうだ。
出社時以上に仕事に打ち込んでいる人もいる。平均で週4回テレワークしている、ゲーム会社勤務の女性だ。ゲームで遊ぶのも仕事であるため、「往復の通勤時間分、さらに残業も含めるとかなり稼働していた」という。ただ、ある時
「日々のルーティン業務は進んでいるが、クリエイティブな仕事の進捗が止まっている」
とオフの時に仕入れるべき、自社や業界外の情報を得る量が減っていることに気づいたそう。ワーカーホリック化している自分を正すためにも、「今はできるだけオンオフを切り替えられるよう頑張っている」と語った。