「コロナが落ち着いたら」。
最近テレビやインターネット上でよく耳にする言葉だ。コロナが落ち着いたら旅行がしたい、大勢で飲み会を開きたい、カラオケも楽しみだ――。では、あなたにとって「コロナが落ち着いた」と判断するのは、いつだろうか。
「有効な治療法が確立しないと、安心して暮らせない」
J-CASTトレンドは、公式ツイッターで2020年8月31日~9月1日にアンケート調査を実施し、その基準を探った。
「コロナが落ち着いたら」の基準を「日本の1日あたりの新規感染者数が減ったら(その場合何人以下?)」、「薬ができ治療法が確立されたら」、「マスク着用を呼びかけられなくなったら」、「その他」の4つの選択肢を提示した。調査には26人が回答した。
回答数が最も多かったのは、「薬ができ治療法が確立されたら」。15人がこれを選んだ。新型コロナウイルスのワクチンは、現在国内外で開発が進められているが、未完成。例えばインフルエンザなどと同様に、治療法の確立が何よりも重要だと考える人が多かった。
「治療法がしっかりとできて薬を飲んで休めば治る この状態になればコロナは落ち着いたなと感じます」 「いつか、お医者さんが『ああ、新コロ風邪ですね。注射しておきますんで、帰ったら薬飲んで寝て下さい』という程度・・・に早くなってくれたら嬉しいですね」 「インフルエンザと同じ扱いになればかなぁ? 世間的にも医療的にも」
「有効な治療法が確立しないと、安心して暮らせない」と不安を漏らす人も見られた。
旅行や飲み会「白い目」で見られなくなったら
「その他」と答えた人は、具体的な「基準」を挙げてくれた。
「緊急事態宣言が、全国的に解除されたらかなぁと思いますー!」 「ワクチン接種が広く行き渡ったら(国内)、を先に目安にするかもしれません。パンデミックの危険性がほぼ無くなったら、落ち着いたと言えるかな、という考えでおります」 「ニュースにならなくなったら」
また、感染拡大以前のように、気軽に出かけられるようになったら、という答えもあった。
「旅行に行ったり飲み会に行ったりしても白い目で見られなくなったら...ですかね」 「我々観光業にお客様が戻って来てくださったら......でしょうか」
一方で、今回の調査では、日本の1日あたりの新規感染者数や、マスク着用の必要性を基準に考えている人はほとんどいなかった。