元厚生労働省政策統括官の今別府(いまべっぷ)敏雄さんをゲストに迎えた「火鍋チャンネル」。今回は、教育の無償化と医療問題、とりわけこのところ話題にのぼる「ニセ医学」問題について率直な意見が飛び交った。
「ものすごい恐怖」より目の前の「小さなニンジン」
「医療と教育は無償であってほしい」という西原理恵子さん。無償とまではいかなくとも、「たとえば(高校の成績が)偏差値50以上あったらかなりの補助がもらえる」制度があるといい、と提案する。「偏差値50」の根拠は、「勉強に向いてない子でも、頑張れば取れる」から。「どんなアホでももらえるってなると怠けるし、70とか80ってレベルだと最初から諦めちゃう」。努力すれば手が届く「小さなニンジン」があれば、人は希望を持てるのではないか、というわけだ。
西原さんは、手の届きそうな目標を持つ大切さを、パートナーの高須克弥さんに教わった。前夫がガンになり、夫婦で苦しんでいた時期に、「人間って、(直面している)ものすごい恐怖より、目の前の小さなニンジンのほうに希望を持ってしまう生き物なので、1週間後にごちそうを食べようとか、2週間後に旅行しようとか、そういう"小さな希望"を一つずつつくってください」という高須さんの助言に救われたのだという。
話題は変わり、山本一郎さんが取り上げたのは、科学的な根拠に乏しい「ニセ医学」や治療効果が疑わしい代替医療について。厚労省時代に医薬食品局長を務め、現在も薬の審査に携わっている今別府さんは、有害なものは取り締まる必要があるとしたうえで、「プラセボ効果って3割あると言われているんです。有害ではなく、本人が効用を感じているなら、そこはもう片目つぶるか両目つぶるかは別にして、いいだろうと思っている」と言う。
一方、山本さんは「ちゃんと治療していれば助かったかもしれない、寿命が延びたかもしれない人たちが、わらをもつかむ気持ちでやったことが、実はなんの効果もなかったって(ことがあっていいのか)。それって本当に大丈夫なのかって、毎回議論になる」と指摘した。
「それは取り締まりの対象」と今別府さん。「有害なものをきちっとはじく仕組みをどうやって担保するかが大事」だと言う。その後も「効かない認知症薬」から、医薬品の費用対効果まで、キワドイ話で盛り上がり......。続きはYoutube「火鍋チャンネル」で。
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