「炎天下で黒いマスクを着用する場合...」
「FNNプライムオンライン」2020年8月21日付記事では、KTSウェザーセンターの実験を紹介している。色による暑さの違いを調べたもので、気温が35度の猛暑日に温度計をそれぞれ白と黒のタオルで包んで放置。15分後に温度を見ると、白いタオルの温度計は40度だったのに対し、黒いタオルのほうは45度を示していた。
国立環境研究所の公式サイト上で公開されている、社会環境システム研究センター主任研究員の一ノ瀬俊明氏の記事では、「屋外で黒いマスクを使用する場合は、なるべく日陰を歩いたり、日傘を使ったりして、マスクの表面を直接日射に当てないような工夫をしていただきたい」と説明している。
ただし、「炎天下で黒いマスクを着用する場合、色で悩むよりもむしろ、適宜マスクをはずして呼吸することが重要になってくると考えます」との記載もある。