総合地所(東京都港区)、名鉄不動産(名古屋市)、京阪電鉄不動産(大阪市)などの6社は、JR名古屋駅徒歩13分の場所に分譲タワーマンション「NAGOYA the TOWER」を着工した。
地上42階地下 1 階建てで、高さ約149.1メートル、総戸数 441戸を予定し、名古屋駅周辺では最高層のタワーマンションとなる。
コンシェルジュサービスや趣の異なる3室のゲストルーム
2027年以降に予定されているリニア中央新幹線の開業にともない、名古屋駅周辺では様々な再開発が進んでいる。「NAGOYA the TOWER」では、市中心部においての住み心地の良さを追求し、昨今の「職住近接」「都心居住」のニーズに応える名古屋のランドマークを目指す。
マンションは名古屋の中心にありながら、敷地面積の約7割が空地で、緑や水など自然豊かな空間で「都心のオアシス」を作り出すという。エントランスには大型車も停車できる車寄せの部分を作り、人をあたたかく迎え入れる雰囲気を演出する。
住人の共用部分には2層吹き抜けのエントランスラウンジや、地下平面駐車場、専用エレベーターを設置する。また、住人や来客へのホスピタリティーに配慮し、コンシェルジュサービスや趣の異なる3室のゲストルームなどの施設を充実させる。
マンションのデザインは、建築家・光井純氏が監修した。光井氏は発表資料で「外装デザインは、ダイナミックなシルエットを表現し、見る方向により多様な表情を見せるデザインとしています。タワーの頭頂部には、中層階までとは異なるデザインを施し、特別感を与えることで、世界に誇れる名古屋の新しいランドマークが出来上がると確信しています」とコメントを寄せている。
完成は、2023年4月の予定だ。