連日猛暑が続いている。新型コロナウイルス対策用のマスクは、冷感素材を使った夏用が主流となっている。
しかし、早くも秋冬向けの商品が登場している。
3層構造で、内側に抗菌加工
アパレル雑貨の製造などを手掛けるギャレリアインターナショナル(東京都渋谷区)が、2020年8月24日現在販売サイトで予約を受け付けているマスク「HEAT MASK」シリーズ。
秋冬向けで、着用時に温かさを感じられる。3層構造で、内側に抗菌加工を施した素材を使用。ウイルス、細菌、花粉などの侵入を抑制する。マスクにはノーズワイヤーが入っており、着用時にぴったり顔にフィットする。
50回以上繰り返し洗って使用しても、抗菌効果が続くという。
耳にかけるひもは長さの調節可能。デニム柄やヒョウ柄、ツイード生地「ハリスツイード」を使用したものがある。
価格は1枚1155円(税込)、ハリスツイード使用のマスクは1枚1485円(同)。20年9月23日に入荷予定。
吸湿性、放湿性、保温性に優れたシルク使用
ネクタイ専門ブランド「giraffe」などを手掛けるスマイルズ(東京都目黒区)は、販売サイトで夏は涼しく、冬は暖かいマスク「シルクマスク」を先行販売している。
ネクタイの生地を使った表面はシルク100%で、吸湿性、放湿性、保温性に優れている。内側には、一般的なマスクと同様の肌触りで使用できるよう、コットンを採用した。
中性洗剤を使用し手洗いすれば、繰り返し使用できる。
異なる2つの生地をパッチワークしているもの、同じ生地を合わせたもの、ロゴの刺しゅうが入ったものなど種類も豊富だ。
価格は1枚2750円(税込)。今後、東京、大阪、名古屋などの「giraffe」各店舗でも順次販売予定。