パナソニックは、4K液晶テレビ「ビエラ HX950」シリーズ2モデルを2020年8月下旬に発売する。独自のプレミアム液晶ディスプレイを採用し、高コントラストな映像と、薄型・フラット構造によるスタイリッシュなデザインを両立した。
高画質機能「AI HDRリマスター」「ヘキサクロマドライブ」搭載
BS4K/110度CS4Kチューナーを2基内蔵し、別売の外付けハードディスクを接続すれば裏番組の録画が可能。また地上デジタル/BS/110度CSデジタルチューナー3基を備え、2つの裏番組録画ができる。
4K衛星放送のHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)規格「HLG」の画質の向上を図るため「AI(人工知能) HDRリマスター」が進化し、明るく高コントラストな映像を実現。そのほか「HDR10/10+」「Dolby Vision」全4種類のHDR規格に対応した。
プロの映像制作用マスターモニターにも採用されているという3次元カラーマネジメント回路(3D-LUT)を搭載した「ヘキサクロマドライブ」により、明部から暗部まで色と階調を忠実に再現可能。さらに「オブジェクト検出 倍速表示」に対応し、スポーツなど激しい動きもなめらかでクリアに表示できるという。
音響面では、背面上部に上向きに設置した「イネーブルドスピーカー」を搭載。内蔵スピーカーだけで上下左右から音に包み込まれる「Dolby Atmos」対応の立体音響が楽しめる。
吸着機能を備え倒れにくい「転倒防止スタンド」は薄型デザインに進化したほか、新たにスイーベル(首振り)機能を追加した。音声操作マイクを内蔵したリモコンが付属する。
65V型「TH-65HX950」、55V型「TH-55HX950」を用意する。
また、「ヘキサクロマドライブ」や「AI HDRリマスター」など非搭載のスタンダードモデル「HX750」シリーズも同時発売。55V型「TH-55HX750」、49V型「TH-49HX750」、43V型「TH-43HX750」の3モデル。
いずれも価格はオープン。