パッケージやダンボールを製造販売するサガシキ(佐賀市)は2020年8月20日、自社製造の紙を素材とした使い捨て防護マスク「ハコデガード」の新タイプ2種を発売した。
箱製造技術を活用
「ハコデガード」は箱製造の技術を活用した、1枚の紙でできた低価格なシールドマスク。サガシキ発表資料によると、現在までに医療機関、自治体などで、約8万枚が利用されているという。今回は、暑さ対策を施した「ハコデガードライト」と、幅広い用途で利用できるフェイスシールドタイプの「ハコデフェイスシールド」の2種を新たに追加した。
「ハコデガードライト」は暑さ対策のために開口部を設けていて、夏場でも快適に着用できる。また、スポンジスワブ挿入口を設けており、感染症検査時にも利用可能。組み立て不要ですぐに使えて、使用後はそのまま使い捨てできる。
価格は1箱100枚入りで1万9800円 (税・送料込)。
「ハコデフェイスシールド」は顔の全面を広く保護できる形状で、頭の部分をアジャスターで調節することで大人から子供まで使用できる。こちらも紙を主な素材としているため、使用後はそのまま畳んで廃棄可能だ。
価格は1箱100枚入りで1万4800円 (税・送料込)。
販売は、印刷プラットフォーム事業などを手掛けるAmazingDay(東京都港区)から。