川に監視員いない「甘く考えると非常に危ない」
ここまでライフジャケットの重要性を繰り返した理由は何か。J-CASTトレンドが岐阜県土整備部河川課水政係に意図を取材すると、「川遊びを甘く考えると非常に危ない」と説明した。
「海水浴場やプールには監視員がいますが、川にはそういうことがありません。いったん流されると重大な事故につながるケースが多いので、きつめの表現で掲載しています」。
実は、これらの質問自体は「具体的な場面を想定して、川の怖さを知ってもらいたい」との思いで、担当課の方で考えて作成したそうだ。
着用を強く促す理由に、岐阜県内で例年発生する水難死亡事故を挙げた。防ぐにはライフジャケットの着用がリスク低減策として有効とのことだ。「川で泳がないでください、とは言えないのでせめて着用を勧めています」。
最後に担当者は「川へ行く際は気象状況と水位をしっかり確認してください。危険性を十分にご理解いただいたうえで、ライフジャケットを『必ず着用していただきたい』」と改めて強調した。