まれにけいれんや喘息発作も
厚生労働省の公式サイト内「インフルエンザQ&A」ページで「インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)」が紹介されている。副反応とは、免疫をつけるためにワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の反応がみられることだ。
例えば、接種した場所の赤み、はれ、痛み。また発熱、頭痛、寒気、だるさなどが見られ、どれも通常2~3日でなくなるという。珍しい例だと、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み、掻痒感、呼吸困難)が起こることもある。さらに、まれではあるが急性脳症、けいれん、肝機能障害、喘息発作など重い副反応もあると書かれているが、「報告された副反応の原因がワクチン接種かどうかは、必ずしも明らかではない」。
予防接種後、異常がある場合はすぐに医療機関へ相談するのが望ましい。