「○○ライス」の中で最も存在感が薄かったのは──。
ハウス食品(東京都千代田区)は、在宅メニューの定番である「〇〇ライス」で何を思い浮かべるか、全国の男女1000人を対象に調査を実施。2020年8月17日付の発表資料で結果を公表した。
「一番に思い浮かぶ」カレーライス55.7%、ハヤシライス2.2%
「『○○ライスといえば?』と聞いて一番に思い浮かぶもの(単一回答)」と質問したところ、1位は「カレーライス」で55.7%。以下、「オムライス」32.3%、「チキンライス」4.3%「タコライス」3.1%だった。最下位の5位は、メジャーな洋食と思われた「ハヤシライス」で、2.2%だった。チキンライスやタコライスよりも思い出してもらえていない、残念な結果に。
また、カレーライスとハヤシライスについて、同じ男女1000人に「献立を決めるときに思いつくか」質問すると、カレーライスを思いつく人が全体の88.8%だったのに対し、ハヤシライスは45.8%だった。
調査は2020年4月6日~9日にインターネット上で行われた。対象となったのは、自身で週に3日以上料理およびそのための買い物をしている、全国の20代~60代の男女計1000人(10歳刻みに男女各50人ずつ、男女それぞれ500人)。
食べたことがある人からの評価は高い
一方で、調査対象の1000人のうち、ハヤシライスを食べたことのある913人に「ハヤシライスが好きか」を質問すると、81.9%の人が「好き」と回答。食べる頻度は少ないものの、食べたことがある人からの評価は高いとわかった。
ハウス食品は、ハヤシライスの良さをアピールしようと2020年8月17日から「完熟トマトのハヤシライスソースプレゼンツ『みんなのこまったを解決!献立代行キャンペーン』」を開始する。ファッションモデルでタレントの岡田結実さんや、SNSで人気の料理研究家リュウジさんらが、同社のハヤシライスソースを使った献立などをプレゼントする。