大量の持ち帰りが犯罪行為に
ただ、店に置かれているポリ袋を大量に持ち帰ると犯罪行為に問われる可能性がある。「gooニュース」20年1月7日付記事では、グラディアトル法律事務所の井上圭章弁護士のコメントを紹介しながら、こう説明している。
「物品を無料で提供しているため、大量に持ち帰っても罪に問われることはないだろうと思いがちですが、窃盗罪(刑法235条、10年以下の懲役または5万円以下の罰金)に問われる可能性があります」
「大量の持ち帰りはご遠慮ください」「1人○点限り」など、店側が明記している場合にそれを超える量のサービス品を持ち帰る行為だけでなく、明記がない場合も、窃盗罪に当たる恐れはあるという。
「週刊現代」2017年3月4日号(「現代ビジネス」同3月3日付掲載)の記事でも、弁護士法人・響の徳原聖雨弁護士が「スーパーやコンビニに置いてある、無料の輪ゴムや箸、ビニール袋などを出来心で大量に持ち帰るのも、同様に犯罪」と説明している。