ロンドン、ニューヨーク、東京マラソンでも
ただ世界では、ランナー自らが募金者となるマラソンイベントは珍しくない。
有名なのは、英ロンドンで毎年4月に行われる「ロンドンマラソン」だ。ことしは新型コロナウイルスの影響で10月に延期にされた。ニュースサイト「プレジデントオンライン」19年6月付記事によると毎年4万人以上が参加しており、そのうち約75%は、日本円で20万~30万円台を寄付したチャリティランナーが占めるという。ことしは中止となったが、米ニューヨークで開催される「ニューヨークマラソン」にもチャリティランナー枠がある。
国内では、「東京マラソン」が40の寄付先事業(団体)からチャリティーランナー自身が支援先を選べる「東京マラソンチャリティ」が導入されている。また「仙台国際ハーフマラソン大会」では、「東日本大震災からの復興を応援していくチャリティー文化の普及を目指す」目的でチャリティランナー部門を設けている。