年末の第71回NHK紅白歌合戦が、無観客での開催になるかもしれない。NHKが検討していると、2020年8月17日にスポーツ報知が伝えた。この一報に、アイドルグループ「嵐」のファンに激震が走っている。
嵐は12月31日でグループの活動休止を発表している。もし嵐が出演すれば、第71回は休止前最後の姿になる。
活動休止直前は「国民の嵐じゃなくて...」
ツイッターには「紅白で歌う嵐が見たい」、「今年の紅白の大トリは嵐なんだろう」と期待を膨らませ、白組の司会を「嵐さんでお願いします」と希望するファンが。だが、それ以上に目立つのが「紅白に出てほしくない」という意見だ。
「今年は紅白に嵐呼ばないで下さい 最後の日くらいオフィシャルな姿よりも身内ネタすぎることをしててほしい」
「紅白はあくまでも紅白だから、そこで嵐のためにコーナーを!とかはやめてほしい。(中略)嵐の最後はヲタクみんなが見届けられる、嵐ヲタのためだけのイベントで終わってほしい」
活動休止前最後の1日だからこそ、嵐には「嵐ファン」のためだけに過ごしてほしい――。「紅白は嵐の為の番組じゃない」、「最後の日くらい国民の嵐じゃなくて嵐ファンの嵐になって有終の美を飾って」。こうした主張が多く見られる。
また、紅白出演自体には反対ではないが「がっつりは出なくてよくない?無観客ライブの会場から中継とかにしてほしい」との指摘が。例年、ジャニーズ事務所では大みそかから元日にかけて「ジャニーズカウントダウン」コンサートを行っていることから、「紅白無観客か、ジャニカンどうなるんかな」と考える人もいる。