初めは強烈な雷鳴、そして豪雨となった東京・板橋
埼玉県に隣接する東京都板橋区にも、強烈な雨と雷が襲った。まず、15時を過ぎた頃からごう音で雷が鳴り響くようになったが、この時点では雨は降らず曇り模様。だが16時過ぎ、突然豪雨となった。記者は区内にいたが、一瞬でびしょ濡れになったほどだ。
雷も強烈で、屋内から窓をのぞくだけで、光で室内がぴかぴかと明るくなった。外に出れば雷の音が全身に響き渡り、耳がおかしくなりそうなほどだった。この時間、道に人はほとんどいなかったが、タオルをかぶり、自転車を押しながら帰路につく男性の姿が確認できた。雨が降り始めてから15分程度で、道路には雨水が流れ出ていた。
しかし、「ゲリラ」というだけあって、17時過ぎには雷雨は落ち着き、あっという間に晴天に。太陽が顔を出して気温が上昇、セミの鳴き声が一斉に聞こえ始めた。