「野菜が!!高い!!」
こんな悲鳴がツイッターに続出している。農林水産省によると、長雨や日照不足などの影響で、レタスやニンジン、キュウリなどの野菜の価格が高騰しているという。例年の販売価格と比較してみると...。
「しょぼしょぼなレタス398円...」
「キャベツもレタスも200円代、、最近キャベツを全く買えない」 「しょぼしょぼなレタス398円...」 「野菜の値段が怖いくらい高いから買う気失せる」
ツイッターにはこのように野菜全般が高く、買うのにためらうといった投稿が散見される。とくにレタスが高いとの書き込みが目立つ。
農林水産省は公式サイト上で野菜の価格動向調査の結果を公表している。20年8月3日~5日の各都道府県10店舗の量販店の野菜販売価格を見てみよう。1キロ当たりでキャベツが245円、レタスが891円、キュウリが723円、トマトが699円、ナスが831円となっている。
1年前の2019年8月5日の週はどうだったか。1キロ当たりの価格データを見てみるとキャベツが163円、レタスが413円、キュウリが513円、トマトが585円、ナスが616円だった。昨年と比べると、今年はどの野菜も高騰している。とくにレタスは2倍以上の価格だ。
農水省は、レタスの価格高騰は長雨や日照不足の影響で生育が停滞したためだとしている。また、サイズも小さめの傾向にある。8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回っているようだ。