定食チェーン・大戸屋が2020年8月5日に新メニューを発売した。(1) 8種の野菜とバジルチキンのスパイシースープカレー、(2) 海老あんかけ土鍋ご飯、(3) 五穀ご飯のたまご雑炊、(4) 野菜と豚の蒸し鍋定食、の4種だ。(1)と(2)は三鷹店、上野公園店(いずれも東京都)、シャポー市川店(千葉県)など店舗限定で展開する。
J-CASTトレンド記者は早速、「8種の野菜とバジルチキンのスパイシースープカレー」と「海老あんかけ土鍋ご飯」の2品を試食した。
土鍋提供で「できたて」のおいしさが続く
まず「8種の野菜とバジルチキンのスパイシースープカレー」をいただいた。さほど辛くはないが、一口食べると大戸屋特製スパイスミックスの風味がぱーっと広がる。9種のスパイスを合わせて作っているという。ナンプラーやバター入りで旨みとコクのあるスープを飲んでいると、次第に体が温かくなってきた。夏場の冷房が苦手な人にとっては、おいしく「冷え」を撃退できそう。土鍋で提供されるため時間が経っても冷めにくく、食べ終わるまでアツアツだった。
メニュー名に入っている「バジルチキン」は、大戸屋の各店舗に設置されている専用の炭火焼きグリラーで1枚ずつふっくらと焼き、バジルソースをかけて提供している。7月10日に復活したメニュー「バジルチキンサラダ定食」でも使われている、人気のチキンだ。香ばしい炭火の風味が特徴で、スープカレーと一緒に食べると、ひと味違う楽しみ方ができる。
「海老あんかけ土鍋ご飯」は大きなエビが4本も入っており、食べ応え抜群だが543キロカロリーだ。海鮮の旨みたっぷりのたれをシャキシャキ食感の白菜や白米に絡めて食べた後、途中で別添えの「花椒油(ホワジャオユ)」をかけて味を変化させると、その香りで風味が一気に華やかになる。こちらも土鍋で提供されるため初めはグツグツ、アツアツ。最後まで「できたて」のまま食べられた。