フィルム・不織布などの加工を手掛ける尾本商店(愛媛県四国中央市)は2020年7月30日、市販のマスクなどと併用して着用する感染症等の対策グッズを開発、製品化したと発表した。
市販のマスクの耳紐をフィルムに通し装着する、頭に巻かずに使用できるプラスチック製のフェイスシールドだ。
立体形状のため曇りにくく視界良好
頭部の疲労感を軽減し髪型や化粧崩れにも配慮した設計になっているほか、立体形状のため曇りにくく視界も良好だ。未使用時はA4サイズ程度の大きさで平面状態での保管が可能で、通勤バッグなどに入れてもかさばらない。使用時は、2か所のフラップを差し込むだけで組み立てられる。
尾本商店の発表資料によると、本商品は2020年4月頃から同社が企画・開発をスタートさせた。様々な業種の約300人でのモニター調査および使用テストを実施して改良を重ねながら特許出願をし、製品化したという。さらに、製品オプションとして抗菌タイプ、UVカットタイプなども現在開発中とのこと。