JVCケンウッドは、「ビクター」ブランドから、ワイヤレスシアターシステム「XP-EXT1」を2020年8月上旬に発売する。
「Dolby Atmos」「DTS:X」対応
ヘッドホンでもスピーカーで聴いているかのような音場を、個人特性に応じた最適な音場効果で再現するという独自の頭外定位音場処理技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」を搭載。
従来のステレオ2チャンネルに加え、「Dolby Atmos」「DTS:X」などのマルチチャンネル音源フォーマット(7.1.4チャンネル・サラウンド)の再生に対応。自宅にいながら映画館やライブ会場、スタジアムにいるような立体音響がヘッドホンで楽しめる。
従来のステレオ2チャンネルや5.1チャンネルなどのコンテンツを7.1.4チャンネルにアップミックスし、全方位の広い音場で再生可能。40ミリ径の高磁力ネオジウムドライバーユニットを内蔵し、臨場感豊かでパワフルなサウンドを実現。長時間のリスニングでも快適だという大型のソフトイヤーパッドを備える。
プロセッサーユニットとワイヤレスヘッドホンで構成され、2.4/5GHz帯デュアルバンドによるデジタル・ワイヤレス伝送で接続。周囲の環境に合わせ音の途切れにくい伝送帯域を自動選択する。コンテンツの種類やユーザーの好みに応じて選べる4つのサウンドモードを搭載する。
iOS 11/12/13、Android 6.0~10.0対応の専用スマートフォンアプリを新開発し、従来は専用のオーディオルームで行っていたという個人特性の測定が、内蔵マイクとアプリの操作で簡単にできる。最大4人分までの個人特性の登録が可能で、イコライザー調整などのリモート操作にも対応する。
プロセッサー部にはHDMI入力×3を備え、ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー、4K衛星放送チューナーなど手持ちの機器を3台まで接続可能。出力端子は「eARC」対応で、ストリーミング機器の非圧縮マルチチャンネル音声信号をテレビ経由で伝送できる。そのほか入力端子として光デジタル×1、アナログ×1を装備。
専用ACアダプター、ヘッドホン収納用ポーチ、充電用USBケーブル、個人測定用ケーブルが付属する。
価格はオープン。