筋肉含む全ての臓器が弱体化する
京大・森谷名誉教授は、発表資料内で「日常的な運動習慣がない人は、運動習慣がある人と比べると、30~40代以降により筋肉量が減っていきます。筋肉が弱まると、つまずきやすく歩くことが難しくなったり、寝たきりになるレベルに達する時期が早く来てしまうことが想定されます」と、運動の重要性について説明している。
さらに、「あまり運動をしない生活をしていると、全ての臓器(筋肉を含め)が弱体化します」と指摘。このまま動かない、歩かない、運動不足な生活を続けた場合、人類の姿は変わってくるかもしれない、と警鐘を鳴らす。
それを防ぐためにも、仕事の合間に少し体を動かし、家の中でも出来るストレッチをするなど、まずは出来るところから筋肉を使い、筋量を増やすよう意識するよう促した。