「デング熱」日本にいても発症 高熱に吐き気...5年前は国内で100人感染

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特別な治療法や予防接種なし

   デング熱にかかってしまった場合はどうなるのか。東京都感染症情報センターの公式サイトによると「特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われる」。典型的な症状として、以下のようなことが見られる。

「蚊に刺されてから2日~15日(多くは3~7日)の潜伏期間の後、高熱(38~40度)・頭痛・眼窩痛・関節痛・筋肉痛・発しんなどを呈します。症状は1週間ほどで回復します。ごく稀に重症化して、出血症状やショック症状を呈するデング出血熱を起こすことがあります」

   なおデング熱には、予防接種もない。デングウイルスを持っている蚊に刺されることで感染する。現状では海外のデング熱流行地域に渡航する人はまれだと思われるが、国内にいても「蚊に刺されない」工夫が必要だ。

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