「レジ袋有料化」から、まもなく1か月。ツイッターには「面倒でついレジ袋買っちゃう」「3円だしいいやと思って買ってる」などの声も上がっている。
J-CASTトレンド20年6月4日付記事で、「レジ袋が有料化したらコンビニで『エコバッグ』使う?」と投票を募った。7月25日現在で3300票近くが集まったが、53.4%が「有料でもレジ袋を購入する」と回答し、エコバックを使うと答えた割合を上回った。
温かい総菜入れたら「バッグが汚れました」
具体的にどういった場合にレジ袋を購入しているか、男女3人ずつ、計6人に取材した。
30代女性は、うっかりエコバッグを忘れたとき、買いすぎて持参したエコバッグに食材が入りきらないときにレジ袋を購入しているそうだ。
一方で、「今後はレジ袋を買った方がいい」と感じた出来事もあったという。まず、出来立ての温かい総菜の購入時だ。「(エコ)バッグの中で、湯気で水が出て、ソースと交じってバッグが汚れました」。さらに弁当を買って公園で食べるときにも「弁当の容器やおにぎりのフィルムなどのごみをまとめる袋がなくて困った」と話した。
50代の男性は、エコバッグを忘れたうえに、買った品物が多く手に持てないときにレジ袋を購入する。商品に関わらず、手に持てる範囲なら購入しないと話した。
「ごみ袋用に」「かわいいから」
40代主婦は、商品がエコバッグに入りきらなかったとき、家でレジ袋を使いたいときに購入している。「ごみ袋用に。エコバッグは持参していても、自宅で使えるように(レジ袋を)あえて何枚か買ったりしていますね」。
20代の会社員男性は、コンビニエンスストアでは基本的にレジ袋を購入するという。「エコバッグはあるけれど、持ち歩くのを忘れがち。ちょっとコンビニに寄った時とか、大体小さい袋を買っています」。
同じく20代の男性は、「コンビニ、スーパーでお弁当を買うとき」とした。持っているエコバッグでは、弁当が平衡に入れられないからだ。ただ、バッグを携帯する習慣がなかったため、今でも外出後にエコバッグを忘れたと気付くことも多いようだ。
20代の会社員女性は、基本的に昼食をコンビニで購入するときのみレジ袋を買っている。食べた後にまとめて捨てるごみ袋用だ。また、「かわいいから」との理由でアパレルショップや雑貨屋などで有料の袋を買っている。