東京以外の人は連休中に外出するかもしれないのに
三人目の男性は、「とにかく恐怖心が強かった」と4月の外出自粛要請を振り返った。「突然現れた未知のウイルスに何人も感染し、著名人の中にも死者が出て、怖かった。外出できないのは確かに辛かったが、当時は自粛要請を受け入れるしかなかった」という。
今回の自粛要請は、「仕方ないと頭では分かってはいるが、気持ちの面では簡単には納得しづらい」。
ようやく経済も動き出し、元通りとはいかないまでも新型コロナ感染拡大前の生活が戻りかけていたと感じていた。だから、「いまさらもう一度あの自粛生活に戻るのは正直抵抗があります。他地域の人はこの連休でどこかへ外出するかもしれないのに、どうして自分たちだけ...」と、不公平感があるとする。
「今までずっと我慢してただけに、今回の2度目の自粛要請に反感を抱く都民は多いと思います」