洗って何度でも使える国産マスクを販売するメイドイン福島(福島市)は2020年7月18日、インターネット販売限定で自社製造の冷感マスク1万枚を発売した。
同社発表資料によると、このマスクは20年6月に5万枚が即完売、7月も今回新たに発売するまでにすでに4万枚が売れており、追加販売となった。
職人が1枚1枚手縫い縫製
接触冷感の素材としては0.2以上の数値が必要な「接触冷温感評価値」(熱移動を評価する数値)が0.29あり、肌に触れるとひんやりと冷たい着け心地。65分で布が乾く速乾性と紫外線を97.7%防ぐUVカット機能も備わり、蒸れにくく肌に優しい。洗って繰り返し何度も使うことが可能。
マスクの素材の布は、繊維を中心とした生活用品全般の試験・検査を行うニッセンケン品質評価センター(東京都台東区)に品質確認を依頼。確かな評価データのもとに使用し、職人が1枚1枚手縫いにて縫製しているという。
「メイドイン福島」社は以前、製造販売した子ども用の冷感マスクを福島県伊達市の小学校に寄付するなどの活動を行っており、今回の販売で出た売り上げの一部も小学生用マスクの寄付にあてる。
7月21日23時時点での残り販売数は、大人用が7500枚、子ども用が1500枚。
価格はいずれも1枚1000円(税込)。