相手と距離を2メートル以上保てれば外そう
厚生労働省は公式サイトでは、「『新しい生活様式』における熱中症予防行動のポイント」を紹介している。
これによると、マスク着用時は、していない場合と比べて心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかる。また、高温多湿の環境でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなる恐れがあると指摘している。
そのため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2メートル以上)が確保できる場合には、マスクを外すよう呼びかけている。さらに、周囲の人と距離をとれる場所では、マスクを一時的に外して休憩することも必要だとしている。外出時は常にマスク着用が必須、ではない。
また、マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避けるよう促している。水分補給も重要だ。たとえのどが渇いていなくても、こまめに水分をとろう。一般的に、食事以外に1日当たり 1.2リットルの水分摂取が目安とのことだ。
体調に異変があればすぐに涼しい場所に移動し、無理せずからだを休めよう。