遅い梅雨明けと冷夏の関係 「平成の米騒動」令和で再びの恐れは

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梅雨明けが遅かった昨年の夏は

   「梅雨明けの遅さ」と「冷夏」には関係があるのか。気象庁の発表によると、例えば2019年の関東甲信は7月24日ごろに梅雨明けしており、平年(7月21日ごろ)より遅かったが、夏は連日のように各地で猛暑に見舞われた。総務省消防庁の調べでは、19年5月から9月の全国における熱中症による救急搬送人員の累計は、7万1317人に上っている。

   関東甲信で7月29日ごろ梅雨が明けた16年も、冷夏ではなかったようだ。気象庁がまとめた「2016年(平成28年)の日本の天候」によれば「全国的に夏の平均気温は高かった」、「夏の日照時間は、ほぼ全国的に多かった」。

   ことしも関東甲信は平年より遅れての梅雨明けとなるが、冷夏になるかどうかは予測が難しそうだ。

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