政府が2020年7月22日から全国一律で始める予定だった観光支援策「Go Toトラベルキャンペーン(以下、Go To)」について、赤羽一嘉・国土交通相が運用を見直す方針を示した。東京都を目的としている旅行、都居住者の他地域への旅行を対象から外す見込みだ。
東京都内では7月16日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者が286人と、1日当たりでは過去最多となった。7月23日からの4連休、「Go To」から東京除外となると、がっかりする人もいるようだ。
「キャンペーンなくても旅行」強行する人も
「GOTOキャンペーンがなくなったせいで僕の4連休旅行計画が台無しになりました」
「え??????4連休の旅行すでに予約してあんだけど????????」
こんな嘆きのツイートが見られる。ツイッターで「4連休」と検索すると「旅行 キャンセル」がサジェスト機能で出てくる。ただ、Go Toの運用見直しがあっても、「旅行」自体が禁じられているわけではないため、
「Go Toなくても東京は行く予定なんですが」
「GoToキャンペーンなくても私は旅行行くよ GoToない方が他の客少なくて嬉しいまであるよ」
と予定を変更しないとする人も。
帰省したいけど「拒否られた」
4連休に実家への帰省を予定していた人たちはどうか。記者が見た限り、「帰省できそうにないというか、コロナにかかりたくないのでお家に引きこもる」、「実家に帰るのやめにした...こんな状況で県は越えられない」と、断念ツイートが幾つも投じられている。「今度の4連休、帰省拒否られたー」と「お断り」されたことを明かす人もいる。
また、「GWに帰省しようとしたらコロナでダメになって、じゃあ7月か9月の4連休でって家族に話してたのに全然コロナ落ち着かないし、マジでいい加減にして」
「7月の4連休帰省したかったけど絶望的だな 年明けから1回も帰ってないよ~帰りたいよ」
と怒りをあらわにする人も。5月の大型連休は全国的な緊急事態宣言下にあり、外出自粛で帰省を見送ったため、「今度こそは」と期待を寄せていただけに失望感が強いようだ。