ついに、マスクが色とりどりに光るようになった。
通信関連機器の輸出販売を手掛けるタカインターナショナル(東京都世田谷区)は、「七色に輝く光るマスク~レインボーマスク~」を2020年7月15日に販売サイトで発売した。マスク内部にLEDが内蔵されており、スイッチを入れるとカラフルに発光する。
一般的マスクと同じ素材で普段も使える
マスクは3層構造で、外側にナイロン、真ん中にサテン、内側にコットン素材が使われている。ナイロン部分にシート状の光ファイバーが仕込まれており、付属のスイッチを入れると光る仕組みだ。
タカインターナショナルの担当者に取材すると、マスクは小さいサイズが40グラム、大きいサイズでも45グラムと軽く、着用時に負担がかかることはないと説明した。クラブ、ライブ、パーティーなどの場面での着用を想定しているが、「サテンなど一般的なマスクにも使われている素材を使用しているため、普段使うことはできます」。
マスク内にスイッチを収納するポケットが付いている。スイッチをオンにしなければ、見た目は一般的なマスクと変わらない。
手で洗って繰り返し使用できるが、LED内蔵のため扱いには要注意だ。
業者向けに600セット販売、SNSで話題に
一般向けには7月15日発売だったが、6月頃からクラブなどの施設を中心に直接販売していたという。こうした業者に向けて600セットほど売り上げた。SNSなどで商品が取り上げられるなど、次第にその存在が知られるようになり、今では100セット単位で事業者から注文が入っていると話した。
一般向けの販売開始から間もないが、担当者は「街中やクラブ、パーティーなどで着用していただき、目立ってもらえれば」と話した。
マスク本体のカラーは、ホワイト、ブラック、レッドの3色展開。いずれもレッド、グリーン、ブルー、イエロー、ライトブルー、パープル、ホワイトの7色に光る。
サイズは大、小の2種。フル充電で約8時間発光が持続。
バッテリー付きのマスク本体と、充電ケーブル(MicroUSB)が付属で、価格は2530円(税込)。