総合光学機器メーカーのビクセン(埼玉県所沢市)は、セレストロン製の天体望遠鏡「StarSense Explorer(スターセンス・エクスプローラー)」シリーズ3モデルを2020年7月17日に発売する。
天体探しを専用アプリがナビゲート
屈折式や反射式など搭載する鏡筒の異なる3モデルをラインアップ。いずれもダウンロード無料の専用アプリ「StarSense Explorer」をインストールしたスマートフォンを装着することで、画面を見ながら目的の天体が探せる機能を備える。
スマートフォンのカメラレンズと装着部に備えたミラーの位置を合わせると、アプリがカメラで撮影した星の画像から位置情報を自動で計算。見たい天体を選択すれば、画面に照準および対象の天体まで誘導する矢印が表示される。鏡筒を手動で動かし、照準が赤から緑色に変われば導入が完了。接眼レンズを除くと目的の天体が見えるという。
また、画面で「星」のマークをタップすれば、その時刻に観測できる天体が表示され、太陽系の惑星のほか二重星やオリオン大星雲などの天体観測をアプリがナビゲート。ゲーム感覚で天体探しが楽しめる。
口径80ミリ、焦点距離900ミリの屈折式鏡筒を搭載した「StarSense Explorer LT 80AZ」は、2種類の接眼レンズと2倍バローレンズが付属。4通りの倍率(36/72/90/180倍)が楽しめる。
口径102ミリ、焦点距離660ミリの屈折式「StarSense Explorer DX 102AZ」は、2種類の接眼レンズ(約26/66倍)が付属。
口径130ミリ、焦点距離650ミリの反射式「StarSense Explorer DX 130AZ」は、2種類の接眼レンズ(26倍、65倍)が付属。
いずれも価格はオープン。