「大阪コロナホテル」の深き悩み 「風評被害」の次は「Go To キャンペーン」で

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「名前が名前なので、うちが感染者を出すわけにいかない」

   大阪コロナホテルは以前、ホテル名に「コロナ」と入っているため「縁起わるそう」、「こわー!」とツイッターであらぬ風評被害を受けた。担当者は「名前が名前なので、うちが感染者を出すわけにいかない」と、フロントに飛沫防止シールドを設置したり、空間除菌剤を導入したりとさまざまな感染防止対策を行っているという。

「感染リスクと売り上げと...常に板挟みで、紙一重の選択の連続です。本当に難しい。他のホテルからも『今予約がないと正直きつい』という話を聞きますし、明日は我が身だなと思います」

   実際、ホテルでは一時的休業を考えた時期があった。ただ当時、事情があり母国に帰れない外国人などが長期滞在先として宿泊していたことから「命を預かる施設」として稼働し続けた。

「うちもどのくらいもつのかわかりませんが、ここまで色々なことが起きている影響で社員が一丸となり、スピード感をもって日々業務に向き合えるようになりました。Go Toにまつわる情報を日々仕入れ、状況に合わせて対応していきます」

   担当者は、こう語った。

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