「もっと厳しく若者を糾弾してもいいくらい」
一方で、神奈川県に住む女子大学生は、若者世代が取り上げられる現状について「特に不満や怒りはない」と答えた。街を歩いている時にカフェやショッピングモールで見かけるのは、制服姿や若いカップルが8割がたの印象だと話す。「自分自身も含めて、『若いから大丈夫だ』という悪い意味での『コロナ慣れ』をしている部分もある」とし、「感染拡大に年齢は関係ないとは思うが、若者に原因があるというのも否定はできない」と述べた。
東京都在住の会社員男性は、「若者のせいというのは正しい。決して言い過ぎとは思わない」ときっぱり。自発的に繁華街へ出かけるつもりはないが、友人らに誘われて一緒に食事に行くことがあると明かす。
「飲食店や飲み屋に行くと、やっぱり若者を見かけることが多い。友人たちも含めて、みんなあまり危機意識がなさそうな印象を受けます。いっそのこと、もっと厳しく若者を糾弾してもいいくらい」
栃木県在住のフリーターの男性は、「郊外在住なのでそもそもあまり感染拡大の影響を実感していない」と前置きした上で、「集中して批判されていることに対する若者たちの不満や不平も理解できるし、一方で専門家などによる裏付けもされているであろう『若者の感染者数が多い』という報道にも、たしかにそうかも知れないと納得している」と答えた。