アトラクションの稼働状況で日本と香港に違い
香港ディズニーランドでは6月18日の営業再開後、香港政府の指導のもと、新型コロナの感染防止策を徹底していた。もちろんTDLとTDSも日本政府の指導に沿っている。日本と香港で共通していたのは、入園者数の制限、行列の際やレストラン、アトラクション、その他施設内でのソーシャルディスタンスの確保、清掃回数や消毒頻度を増やすなどだ。また、来園者には検温、マスク着用の協力などを求めていた。
ただ、アトラクションの稼働状況には違いが見られた。香港ディズニーランドでは、再開と同時に全ての乗り物を稼働させたが、TDLとTDSでは、再開後も一部の乗り物・施設を休止している。例えばTDLでは、丸太のいかだに複数人が乗って冒険する「トムソーヤ島いかだ」や「ミニーの家」、「トゥーンパーク」が、TDSでは、小型潜水艇に乗って海底を冒険する「海底2万マイル」や「アリエルのプレイグラウンド」が、これにあたる。
東京ディズニーリゾートは20年7月10日、公式サイトで21年3月25日までに予定していたスペシャルイベント・プログラムを中止すると発表した。