豪雨の被災地で「破傷風」に気をつけて ワクチン接種も10年過ぎたらもう一度

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1968年以前に生まれた人も要注意

   破傷風を防ぐには、何よりも予防接種が大切だ。

   日本では現在、12歳までに3種混合ワクチンまたは4種混合ワクチンと、2種混合ワクチンの定期接種が実施されている。これには破傷風のワクチンも含まれているため、接種によって抗体が獲得できる。

   しかし、日本血液製剤機構によると、3種混合ワクチンが定期接種化された1968年以前に生まれた人や、最終接種から10年以上追加接種を行っていない人、長期海外赴任、途上国への渡航を予定している人は、破傷風予防接種の対象となるという。たとえ幼少期にワクチンを接種していても、10年を過ぎていれば再度接種したほうが良い。

   破傷風のワクチン接種は、ワクチンを取り扱う全国の医療機関で受けられる。しかし、予防目的では任意接種となるため、健康保険適応対象外だ。自費診療は、医療機関により料金設定が異なるため、該当の機関で確認するとよい。

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