「ポテトサラダ」「ポテサラ」が2020年7月9日、ツイッターのトレンドワード入りした。総菜パックを手にした子連れの女性が、高齢男性に「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と言われた――こんな目撃談のツイートが発端だ。
ツイッターには「ポテトサラダがどれだけ手間がかかる料理かがわかってない」と憤り、「総菜」としての購入を擁護する声が殺到した。また「作りたいけど、めんどくさくて手が出ない」という人も中にはいる。そこで、簡単にポテトサラダを作れる方法を探してみた。
ポテトサラダに変身する「進化系のじゃがりこ」
「ポテトサラダが話題のようなので、お湯を入れて3分でポテトサラダになる『じゃが湯りこ』を置いておきますね」
カルビーの公式ツイッターアカウントが7月9日、こう紹介したのはベーコン、スイートコーン、にんじん、パセリ、オニオンパウダーなどの具材がつまった「じゃが湯りこ」だ。お湯を入れず、そのままスナック菓子「じゃがりこ」として食べることもできる。カルビー広報担当者によると、一部消費者の間で、お湯をかけてポテトサラダ風に食べる「アレンジ」を楽しむ人がいたことから、ニーズに応えて商品化したという。
ポテサラとして味わう場合の作り方は、熱湯(約80ミリリットル)を内側の線まで注ぎ、3分待つ。スプーンでよくかき混ぜるだけで出来上がりだ。全国のコンビニなどで販売しているほか、通販サイトでも購入できる。
1分で楽々マッシュポテト作り
ポテトサラダ作りで、最も面倒な箇所としてツイートされているのが「芋をふかしてつぶすところ」。つまり、マッシュポテト作りだ。
これが1分に短縮できる。
記者が注目したのは、カルビーポテトが発売している「北海道じゃがマッシュプレーン(150グラム)」と「北海道じゃがマッシュほんのりバター(35グラム)」だ。北海道産のじゃがいもをふかしてつぶした後、乾燥させたもので、お湯や温かい牛乳を入れるとマッシュポテトが完成する。
「北海道じゃがマッシュプレーン」を使い、実際に調理してみた。袋に入っていたのはさらさらとしたフレーク。お湯(120ミリリットル)とフレーク(30グラム)を混ぜ合わせるとみるみるうちにねっとり、ふっくらとしたマッシュポテトになった。塩こしょうで味を整える必要があるが、しっかりとじゃがいもの味がする。
前出のカルビー担当者によると、色々なアレンジメニューに使える汎用性の高い商品だという。例えばポテトスープ、エッグスラット、コロッケ、ポテトオムレツ(画像5)、ポテトラザニア(画像6)などを作る際に役立つ。「ほんのりバター」も含め、全国のスーパーやドラッグストアほか、通販サイトでも購入できる。