豪雨災害で自宅が浸水被害に 床下は不衛生、対策せず掃除すると感染症の恐れ

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肌の露出を抑えた服装と頭、顔、目を保護

「浸水した家屋の床下は衛生環境が不良となり、細菌性の下痢や食中毒などが発生しやすい状況になりますので、しっかりと消毒することが肝要です」

   住宅・建築物関連の専門工事を手がけるピコイ(東京都千代田区)の公式サイトにはこのような説明がある。予防のため、日本環境感染学会の資料とあわせて以下に気を付けて掃除・生活するのがよい。

(1)食事前や排泄後などは、しっかりと手を洗う
(2)水道水に異常を感じた場合には近隣の水道局へ連絡
(3)井戸や受水槽は、安全と衛生を点検・確認してから使用
(4)水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品はできるだけ廃棄
(5)体に異常を感じたら早めに医療機関を受診
(6)食べ物はできるだけ加熱する

   思わぬけがを防ぐため、掃除する際の服装は長袖や長ズボン、カッパ、ゴム手袋などを着用し、肌の露出をおさえるのがポイント。足元は、泥の中に釘などの危険物が隠れている可能性があるため長靴を履く。その際、踏み抜き防止のインソールがあるとよい。ヘルメット、帽子、タオル、ゴーグル、マスクなどを用いて頭部や顔、目を保護することも重要だ。

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