自粛警察、マスク警察の次は「消毒警察」? 見たことないけど思い浮かんだキャラ

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   「自粛警察」、「マスク警察」に続いて「消毒警察」!? TBS系の朝のワイドショー「グッとラック!」が2020年7月2日に特集した。

   スーパーの入り口で、店員でないのに買い物客に勝手に消毒をうながして見張る人や、スポーツジムで消毒液の中身について「これは本当に消毒液か」と詰問したり、「清掃の拭きが甘い」と詰め寄ったりする人などがいると伝えている。

  • 自粛警察、マスク警察の次は「消毒警察」?
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「さすがに消毒警察はつくり話なのでは」

   この影響で「消毒警察」はツイッターのトレンドワード入りした。「今度は消毒警察か」と呆れる声をはじめ「話聞くだけで、嫌になります」、「もう怖いわ」と嫌悪感を表すコメントが数多く投じられている。またアルコール消毒をしたくても、皮膚が弱い、過敏症などの理由でできない人がいることを踏まえ、「消毒警察もアルコール過敏症等の人でも消毒しろよって言うのかな?」と疑問を呈するツイートもある。

   だが、実際に消毒警察に遭遇した経験がある人は多くなさそうだ。記者がツイートを調べた限り「いた」、「見かけた」との報告はほぼない。逆に、「本当にこんな奴らいるのか?」、「初めて知った・・・てかいるんだそんな人。見た事ないぞ」、「さすがに消毒警察はつくり話なのでは」と疑う声は複数あった。

「汚物は消毒」のアイツ

   そうしたなか、「消毒警察はこれじゃないか」との意見も。複数人が挙げた特徴はどれも一致しており、中には「間違いなく」と自信満々に断定するユーザーもいる。一部の人には「存在すら疑わしい」と言わしめる消毒警察の正体とは――。

「世紀末モヒカンの『汚物は消毒だぁー!!』って言いながら火炎放射するヤツの事」
「消毒警察って火炎放射器背負って燃やしにくるモヒカンのことでしょ?え?違うの?」

   とても現実世界の人物とは思えない人物像だ。というのもこれは、コミック「北斗の拳」に登場するモヒカン頭の聖帝軍兵士がモデル。作中でこのキャラが、主君である聖帝・サウザーの視察を邪魔する者を「消毒」と称して火炎放射器で焼き殺すシーンがあるのだ。直後、皮肉にも主人公のケンシロウに火炎放射器を奪われ「おまえのいうとおりだ 汚物は消毒すべきだな......」と逆に「消毒」されてしまう。

   このエピソードを踏まえてツイッターに投じられている"消毒警察像"はもちろん空想に過ぎないが、多くの人が連想したことは確かだ。7月2日正午ごろ、検索窓に「消毒警察」と入れると「汚物は消毒」が候補に上がるほどだった。

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