「汚物は消毒」のアイツ
そうしたなか、「消毒警察はこれじゃないか」との意見も。複数人が挙げた特徴はどれも一致しており、中には「間違いなく」と自信満々に断定するユーザーもいる。一部の人には「存在すら疑わしい」と言わしめる消毒警察の正体とは――。
「世紀末モヒカンの『汚物は消毒だぁー!!』って言いながら火炎放射するヤツの事」
「消毒警察って火炎放射器背負って燃やしにくるモヒカンのことでしょ?え?違うの?」
とても現実世界の人物とは思えない人物像だ。というのもこれは、コミック「北斗の拳」に登場するモヒカン頭の聖帝軍兵士がモデル。作中でこのキャラが、主君である聖帝・サウザーの視察を邪魔する者を「消毒」と称して火炎放射器で焼き殺すシーンがあるのだ。直後、皮肉にも主人公のケンシロウに火炎放射器を奪われ「おまえのいうとおりだ 汚物は消毒すべきだな......」と逆に「消毒」されてしまう。
このエピソードを踏まえてツイッターに投じられている"消毒警察像"はもちろん空想に過ぎないが、多くの人が連想したことは確かだ。7月2日正午ごろ、検索窓に「消毒警察」と入れると「汚物は消毒」が候補に上がるほどだった。