単身での移籍に「家族の大切さ」感じる
トークライブ後、吉田選手は報道陣の質問に答えた。2月に家族を残して単身で移籍後、新型コロナウイルスの感染がイタリアでも拡大。住まいはワンルームを借りたためトレーニングするスペースが限られ「これは参った」と振り返る。それでも狭い場所で心肺機能を上げるトレーニングをはじめ工夫を重ねた結果、「いい準備ができたと思います」。一方で、オランダ・VVVフェンロに所属していた2012年以来の一人暮らしとなり、「家族の大切さ」を感じたとしみじみ。
「僕らができることはサッカー」と吉田選手。選手としてピッチ内外でやれることを模索してきたという。今は無観客試合が続くが、プレーで少しでもファンに元気を与えたい、そして状況が改善され、以前のように多くのサポーターがスタンドで応援できる日が戻ってきたら「心の底からサッカーを楽しめるように」良いパフォーマンスを見せていくと誓った。