温泉旅館・リゾートホテルを展開する湯快リゾート(京都市)は2020年7月1日、同社の一部施設で「あんしんバイキング」を開始する。
新型コロナウイルスの感染の恐れは克服されてはいないが、その状況下でも安心して食事を楽しめるよう、徹底した対策のもとに行われるバイキングスタイルだ。
食事場所を自分で選べる
まず、接触感染防止として手指消毒用アルコールを設置。料理は、あらかじめ小皿に盛りつける。また、飛沫感染防止として料理の周りにカバーを設置し、料理を取る際も利用客に手袋とマスクを着用してもらう。このほか、入店時間の分散、客席間に 2メートル程度の距離を保つといった、3密回避のための対策も徹底する。
そのうえで、バイキングでは期間限定の熟成牛ステーキや寿司、刺身、天ぷらなどの人気メニューを提供。レストランでの食事に加え、客室や共用スペースへ持ち帰って食べることもできる。
2020年7月10日からは、7月1日に先行して開始した施設に加え、食事にバイキング形式を採用している他の全ての施設で「あんしんバイキング」を開始する予定だ。