店内の長時間滞在を防ぐ
日本ケンタッキー・フライド・チキン(横浜市)も、全国の店舗でバイオマスを30%配合したレジ袋の無償提供を継続していく。広報担当者に聞くと、環境面、利便性、安全の確保を理由に挙げた。
同社では中長期的にプラスチック撤廃へと動いている。レジ袋有料化のタイミングで、まずは袋から環境に優しいものに切り替えることにした。フライドチキンなど商品は揚げ物で、紙袋や持参の布袋に入れると油が染み出して持ち帰りにくいため、レジ袋は必要だと話した。
また、新型コロナの影響も大きいと明かした。
「お客様もスタッフもマスクをしながらの会話は聞き取りにくく『レジ袋いりますか』との確認作業で店内に滞在する時間が長くなってしまいます。感染の危険も高まるため、安全を守るということも含めて判断いたしました」