使い捨てサージカルマスク1万枚の無料配布――。
貿易会社の宏福商事(東京都荒川区)が2020年6月23日、自社専用ページで開始する。同社に取材して、経緯を聞いた。
1人1箱50枚まで、抽選で200人限定
BFE(細菌濾過効率)95%以上の、使い捨てメルトブロー不織布マスク。1人1箱50枚まで、抽選で200人限定とする。募集期間は2020年6月23日~30日で、医療や介護の従事者に限らず誰でも応募できる。7月上旬に抽選、7月7日に宏福商事公式ウェブサイト内の商品説明欄で当選者を発表する予定だ。
J-CASTトレンドが宏福商事に電話取材をすると、営業第二部の関弘之さんは「今はマスクを使い捨てる時代から、繰り返し使い続ける時代への過渡期だと思います」と話した。
使い捨てマスクは、使用後にどうしても「ゴミ」として処分しなければならない。同社では、「これからのマスクのスタンダードを、繰り返し使えるエコな物へとどんどんシフトさせていきたい」という。そのため、あえて使い捨てマスクを無料配布することで、利用者が改めて両者を比較したうえで、「少しでも多くの人に(再利用できる)エコマスクの有用性を再認識してもらいたいと考えました」と話した。