あがらと(和歌⼭県古座川町)運営のブランド「Dew Rose(デューローズ)」は、2020年6月21日まで、父の日ギフトとしてバラのエディブルフラワーを使ったシロップ「Dew Rose CORDAL」を販売している。場所は東京・表参道のフードスタンドが立ち並ぶスペース「COMMUNE」だ。
J-CASTトレンドは、6月18日に行われたメディア向け体験会に参加した。
爽やかなバラの香りが鼻から抜ける
「Dew Rose」では、農薬、化学肥料・動物性肥料を使わない「植物性⾃然栽培」という農法で育てた食用のバラを用いた商品を展開している。「Dew Rose CORDAL」に使われている原材料は、甜菜糖、バラ花弁、レモン果汁の3つのみ。香料などは入っておらず、自然の甘さが楽しめる。
体験会では、「Dew Rose CORDAL」の炭酸割の試飲が行われた。透き通った赤色のシロップは、見た目が華やかで美しく、一口飲むと自然な甘さが口に広がる。そして、爽やかなバラの香りが鼻から抜けて、さっぱりとした後味だ。舌に雑味が一切残らず上品で、甘いものが苦手な人でもおいしく飲めそうだった。
PR担当者によると、白ワインなどの酒と割って飲むのもおすすめとのことだ。そのほか、ゼラチンで固めてジュレにしたり、アイスにかけるなど、様々な用途で使える。
公式サイトでも販売しており、価格は1本2376円(税込)。父の日ギフトはラッピング付きで2500円(同)。
バラは朝一番が最も香り高い
同商品を手掛ける、あがらとのフォームディレクター久山秋星さんにオンラインで取材した。久山さんは、2017年から和歌山県古座川町で食用バラや野菜、コメを栽培している。
バラは朝一番が最も香り高いため、毎朝4時半には摘み取ると話した。「Dew Rose CORDAL」には、その朝摘みのバラの香りがとじ込められている。
今回販売しているバラのシロップのほか、同ブランドで販売されている商品は、栽培から加工、ラベル貼りまでを久山さん含め2人で行っている。「大自然に囲まれた土地で、こだわりをもって作っている」と柔らかな口調で説明した。