不倫をどのくらいの期間続けていたか、また関係の終わり方は――。
このような生々しい質問をきいた「不倫期間と不倫の終わり方に関するアンケート」の結果が、2020年6月12日に公表された。実施したのは、弁護士相談プラットフォーム「カケコム」を運営するカケコム(東京都渋谷区)だ。リアルな不倫の実態が明らかになった。
相手の旦那と血みどろの争いに
調査対象者は、過去に不倫経験のある男性46人、女性54人の計100人。年代は20代が22%、30代が38%、40代が31%、50代が9%だ。
最初に「不倫をどれくらいの期間していましたか?」という質問。24%が「1~3年」と回答した。続いて「3か月~半年」、「半年~1年」が23%と同率だった。半数近くが半年から3年にわたり不倫していることになる。「3年以上」と長期は全体の1割程度だった。
続いて「不倫相手との関係はどのようにして終わりましたか?」。最多は「周りにばれそうになった(ばれた)」(27%)だった。次に「気持ちが冷めてしまった」(20%)、「自然消滅した」(16%)が続いた。「不倫相手とは別に本命ができた」(10%)、「不倫相手に(が)本気になる前にやめた」(7%)という意見もあった。
「周りにばれそうになった(ばれた)」という回答者からは、
「ダブル不倫でしたが相手の旦那に関係がバレてしまったことで血みどろの争いになり、結局、疲れてしまい終了しました(40代男性、不倫期間3年以上)」 「友人に目撃され噂が広まったため、関係を終わらせました。別れたくないと何度も連絡がきたが、これ以上関わるのは危険だと感じ、自分から身を引きました(20代女性、不倫期間1~3年)」
など具体的なエピソードが寄せられた。
不倫相手も奥さんも同じ職場
不倫相手は同じ職場だったと回答した人が多かった。
「会社の後輩と関係を持っていました。結論としては、探偵を雇われて証拠を突きつけられて、慰謝料請求が彼女に行き、関係を終わらせる条件で慰謝料破棄となりました」。
中には「同じ職場同士での不倫、しかも奥さんも同じ職場だったので奥さんに不倫がばれるとともに会社を辞めることを請求されたので仕方なく退職することにしました」といった人もいた。
そのほか「密会の日程調整やアリバイ作り、嫁には内緒で取得した有給休暇の乱用など、面倒なことや手間なことが多く、会う楽しさより、会う段取りに疲れて終わりました」、「私が主人の子供を妊娠したので終わりにした」、「向こうの奥さんの妊娠が発覚して終わった」などが関係終了の理由に挙がった。