夏場のマスク、熱中症や蒸れの対策はどうする?
新型コロナウイルスの影響で、夏の暑い日でも多くの人がマスクを着けて生活することが予想される。ウイルスと暑さの両方に対処するため、夏用の「冷感マスク」をメーカーが開発・発売している。最近のものを、まとめてみた。
夏場に着けても涼しく蒸れない工夫
ゴルフ景品の企画販売を行うアンバリッド(大阪市)は2020年6月8日、「ハイブリックス・洗えるひんやりマスク(メッシュタイプ)」を発売した。
靴下メーカーのハイブリックス(群馬県前橋市)と共同開発した。特徴は、通気性にこだわったメッシュ状の編み方。頬にあたる部分にメッシュ状の織り方を採用し、肌当たりの良さと通気性を両立させた。素材には接触冷感・吸汗速乾・抗菌防臭の機能を持つものを採用し、国内の工場で丁寧に縫製。夏場に着けても涼しく蒸れないマスクとなっている。
ゴムひもの長さは自由に調節可能で、自分にピッタリの長さにできる。「サイズが合わなくて痛む」、「長時間の着用が辛い」と悩む心配もないとのこと。
カラーはホワイト、ネイビー、グレー、ライトブルー、ライトピンクの5種類。
価格は1枚990円(税込)。
印刷会社の成田商事(茨城県古河市)は2020年6月12日、4月下旬に発売した「水着素材マスク」の販売情報を、2020年の夏を前に改めて自社ウェブサイト上で公開した。
生地には水着と同じ素材を使用しており、優れた通気性・速乾性により一般的な不繊維素材マスクよりも中の温度が上がりにくく、蒸れにくい。毎日の洗濯により、一か月程度の連続使用も可能。
鼻先から顎まですっぽり隠れるワイドサイズで、日焼けを気にする人にも好評だという。
価格は10枚入りで 4500円(税抜)。