新型コロナウイルスの影響で、満員電車を避けるために時差出勤をする人も増えたのではないだろうか。しかし、ツイッターには「時差出勤で通常より30分遅いんだけど、満員電車に戻りつつある」などの投稿が見られる。
乗客の中には感染リスクを減らそうと、混雑していてもやむを得ずこんな方法を......。
座ったらすぐ隣席の乗客が立ち去る
国土交通省は、公式サイトで首都圏及び関西圏の主なターミナル駅の利用状況の推移を掲載している。2020年6月8日時点で平日のピーク時間帯の駅利用状況は、関西圏では通常時の7割以上、首都圏では6割にまで戻ってきている。
小田急電鉄や京王電鉄は、時差通勤やピーク時間帯を避けた利用を呼びかけている。だが、ツイッターには「時差出勤にも関わらずめちゃ満員電車」との嘆きが多い。時間をずらしても、電車は混んでいるようだ。
だがツイッターをよく見ると、こんな書き込みが。
「次の駅で乗れないくらい立ってる人で満員電車なんだけど、よくみたら座るとこめっちゃある」 「座ってる人たちがソーシャルディスタンスを守ろうとすればするほど立ってる人たちは密になるよね」
車内はぎゅうぎゅう、でも空席があるというのだ。
実は記者は先日、空いていた席に詰めて座ったところ、隣の席の人がすぐ立ち去ったという経験をした。電車内が混んでおり、立っているほうが密になってしまうと思い座ったのだが、詰めて座ることに抵抗を覚える人もいると感じた。実際に「座る、座らないに毎朝戸惑う」と悩みを投稿する人がいた。さらに、車内で次のような「不思議」な現象を目撃した人も。
「満員電車に状況が戻って、7人がけシートに中途半端に6人しか座らない光景が増えてる」
マスクしていないと避けられるかも
電車内での感染予防としては、ほかにこんな投稿が見つかった。
「とりあえず開いてる窓の前に立つ」 「混んでいるときは、せめてマスクをしてない人の前には立たない」
マスクを着用していない人や、会話をしている人が近くにいた場合には「車両移動する」というツイートもあった。