感覚過敏で「しないというより、できない」
もう一人、30代男性に取材した。「他者との間隔が十分」と判断した場合はマスクを着けないと話す。
「オフィスの広さにゆとりがあり、机も大きいのでしていません。通勤電車では着けています。他者との距離が職場より近く、うっかりせき込むとかかってしまうからです」
なお、電車に空席が多かった4月中旬~5月中旬は、通勤時もマスクをしていなかったと明かした。
外を歩く時もマスクはしていない。ただ緊急事態宣言以降、「計4回、外を歩行中に見知らぬ人から『マスクしろ!』と怒鳴られた」という。できるだけマスクを着けないのには、もう一つ理由があった。
「いわゆる『感覚過敏』で、口元から首にかけて何かが触れていると不快感が生じます。マスクをしないというより、できないのです」
社内でマスク着用者・非着用者が共に気持ちよく過ごせるよう、グッズを使って「着用できない理由」を可視化するのも手だ。例えばJ-CASTトレンドが6月1日に紹介した「意思表示カード」などがある。