6月に入り、マスクも夏用のものが多く出始めている。
InSync(大阪市)が提供するウェブサービス「マスク通販最安値.com」は、マスク1枚あたりの最安値が探せる。暑い季節に使えるマスクの需要の高まりを予想し、夏用マスクの関連商品カテゴリーが追加された。その傾向を調べた。
最高値の「夏マスク」は1枚1760円
20年6月3日午後現在、「夏用マスク」カテゴリーの最安値は1枚あたり58円になっている。次に70円、99円と続き、100円以下で手に入る商品があると分かる。
サイト内に掲載されている夏用マスクの平均価格は479円で、中央値は393円。最安値は平均価格と比較して421円、中央値と比較して335円安い。最高値は1枚1760円だ。
最安値58円の商品は、使い捨てタイプのもの。ソフト不織布で、肌に優しく通気性も良いとのこと。51枚入りで販売されている。一方で、最高値1760円の商品は、はっ水処理と防臭加工が施されたもの。裏地には、肌と接触すると水分を吸収し、温度が下がりひんやり感が得られるモダール生地を使用している。こちらは複数回洗って繰り返し使用できるという。
「冷感マスク」「ひんやりマスク」100円台複数
次に、同サイト内の一般的な「マスク」カテゴリーの価格。調査時点で、1枚当たり10円台が15商品あった。平均価格は206円、中央値が65円で、夏用マスクよりも値段は落ち着いている。ほとんどが使い捨てタイプだ。「夏用」商品は、繰り返し洗って使えるものが多い。
また、夏用マスクだけでなく「冷感マスク」と「ひんやりマスク」のカテゴリーも新たに追加された。最安値は両方とも160円。その他にも、100円台のものが複数確認できる。