アルコール消毒しすぎて手荒れつらい 医師が「リスク」指摘、代替策は

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せっけんと流水での手洗いは有効

   アルコール過敏の人は、どのように手指消毒すればよいか。健栄製薬(大阪市)公式サイト内「消毒薬のQ&A」ページによると、手袋着用を前提として「目にみえる汚れが手袋へ付着していなければ、手袋をアルコール清拭」、「目にみえる汚れが付着していれば、使い捨て」がよい。手袋を着用していない場合はこうだ。

「石けんと流水での手洗いや、ポビドンヨード、クロルヘキシジンおよびベンザルコニウム塩化物などの消毒薬の使用があげられます」

   例えばポピドンヨードを含む市販の消毒薬には、「イソジン きず薬」がある。

   アルコール消毒はコロナ対策として望ましいが、過敏症でなくともやりすぎは考え物だ。2020年5月28日放送の日本テレビ系のワイドショー「スッキリ」に出演した日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は、新型コロナウイルスに触っても感染しない、後から手洗いすれば感染しないことを踏まえ、「消毒ばかりすると手荒れを起こし、その傷から入るリスクが出てくる」と指摘している。

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