マスクの上にフェイスシールドも着用
谷澤氏はマスク着用のほか、スタッフと客の検温、店内の換気、「ドリンクサービスを使い捨ての紙コップでの提供に切り替え」、「トイレを通常の3倍の頻度で掃除する」などの対策を打ち出し、「利用者の心のケア」を重視した運営を行っていると語る。
2020年5月27日現在、同店は予約が取りづらい状態だが、それでも通常の8割~9割程度に抑えて稼働させている。理由は「今は、『徹底した感染対策を行っていること』を理解してもらい、安心して利用していただくことが重要と考えているため」。
「スタッフにはマスクだけでなく、さらにフェイスシールドも装着して『二重防護体制』で施術に臨んでもらっています。頭につける医療用とは違い首にかけるタイプで、下に穴が開いていないので飛沫が落ちるのを防いでくれるものです。利用客の不安が少しでも和らげばと思って導入しているものですが、気温上昇に伴って熱中症のリスクも高まるので、各人で休憩を取る間はマスクを適宜外すなどしています」